【円形校舎物語7】 円形にこだわった建築家 坂本鹿名夫

坂本鹿名夫は、明治44年(1911年)7月21日東京で生まれました。

鹿名夫という風変わりな名前は、父親が知事を務めた鹿児島県と市長を務めた名古屋からとられたそうです。ちなみに永井荷風は従兄、高見順は異母兄にあたります。

東京工業大学建築学科卒業後、昭和12年に大成建設に就職しました。戦時中の海軍技術将校を経て、昭和29年1月大成建設を退職し、坂本鹿名夫建築研究所を設立しました。

東京工業大学の卒業研究でも円形の飛行場を設計するなど、円形建築にこだわり、その経済性、合理性を主張し、円形校舎、円形病院など全国に100以上の円形建築を手がけていきました。


坂本鹿名夫肖像

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