1/30に、IID(IKEJIRI INSTITUTE OF DESIGN)世田谷ものづくり学校に行ってきました。
- IID世田谷ものづくり学校 http://setagaya-school.net/
- 隠岐の島ものづくり学校 http://oki-school.net/
要望書の中にも少し触れましたが、ここは廃校になった池尻中学校を再生する「次世代モデルの廃校跡地再生利用プロジェクト」として2004年10月にスター トしたもので、デザイン・建築・映像・食・アート・ファッションなどのさまざまな分野の“クリエーター”のインキュベーション施設として使われています。
この世田谷ものづくり学校が、2011年には隠岐の島ものづくり学校を開校させており、旧明倫小学校円形校舎の活用の参考にならないかなということで、話を聞いてきました。
改めて、古い建物の再生とクリエイターの組み合わせは面白いと感じて帰ってきました。
コストをかけなくても、クリエイターたちの手で建物に新たな命が吹き込まれており、また、何か新しいものが生まれてきそうな可能性を感じる空間になっています。
旧明倫小学校円形校舎もクリエイターのインキュベーション施設として使うことができれば、世田谷ものづくり学校との連携で、若いクリエイターたちの移住定住につなぐことができるのではと思いました。
イ ンキュベーション施設による働く場所の提供、空き家を利用した住居の提供に加えて、倉吉の住みやすさ・子育てのしやすさをアピールすることで、クリエイ ター“起業家誘致”をする施設にするというのは、建物自体の珍しさから言っても、円形校舎の有効な活用方法の1つになると思います。