映画評論家の町山智浩氏曰く「1940年代の広島を舞台に時代をなぞっていく作品で、原爆も終戦も描かれないようなもの」なんですね。 アメリカのタブー. アメリカ合衆国の映画とは、主にアメリカ合衆国の人々や映画会社によって製作された映画のこと。専らハリウッド映画という意味で使われる場合が多いが、正確にはアメリカ映画の中にはハリウッドの映画会社によるメジャーな映画以外にも自主映画などの小規模な会社が製作した映画も数多く存在する。アメリカ映画は年間製作本数の面でも1本の製作費の面でも世界で最も規模が大きい。また、国際性の豊かさも大きな特徴である。アメリカ映画に関わる映画メーカー、俳優はアメリカ国籍とは限らず、世界各国から渡米した人々が多い。, 近年[いつ? 帰国後クレジットカード会社の海外対応、こども英会話講師を経てフリーライターに。 黒人差別問題からは全力で目を背けているし、保守派ばっかり「うん、うん、そうなんだよ」と思っていそうな映画だな~・・・, 監督であるロバート・ゼメキスはインタビューで、フォレストはアメリカのあるべき姿、ジェニーはカウンターカルチャーの象徴だと話しています。, フォレスト・ガンプは「ママと神とアップルパイを信じるための映画である」んだそうな。, ママと神とアップルパイというのは古き良きアメリカの象徴。黒人や女性を認めず、革新を排除するアメリカ・・・。”ママが作る”、”家庭の”アップルパイ。, それを「アメリカのあるべき姿」と信じる保守派の人々も、現在進行形で、たくさんいるのです。, アダムとイヴが知恵の実を食べて堕落したように、知恵があれば神を疑ったり、神を凌ごうとしたりする者が出てくる。, だから知恵を持たず、ただアメリカという神の国に従っていれば良い。フォレスト・ガンプという映画からそんなメッセージを感じてしまうのは、きっとわたしだけではないはずです。, 自由の国、革新の国というイメージのアメリカにも実は色々な人がいて、光もあれば闇もある。アメリカン・ヒストリーの重さを突きつけてくる映画でした。, フォレスト・ガンプと同じ時代を描いた映画「大統領の執事の涙」をあわせて観ることをおすすめします! まだまだ見れてない作品もたくさんあるので、随時内容は更新していきます。, 1900年代以降の黒人差別を題材にした映画となると、そこまで過激な描写は無いですが、1700~800年代を描いた映画は過激な描写が多いです。, しかしそれは嘘偽りの無い事実であるということを認識すると、同じ人間が家畜同然の扱いをされていたことに、なんとも言えない憤りを覚えざるにはいられません。, 先にも書いたように、この歴史があった上でブルースが生まれ、ひいては全ての現代音楽に繋がって行きます。, きっと音楽の聴こえ方が違ってくるはずですので、目を背けず見てもらいたい映画ですね。, また、これらの作品は『amazonプライムビデオ』・『DMM月額レンタル』のいずれかで見れます。 小学校英語指導者資格保持。趣味は読書とガンプラ製作、特技は料理。二児の母。. 英語を聞き取りやすい映画として紹介されていたので、フォレスト・ガンプを観てみました。主人公のフォレストは知的障害者ということもあり、ゆっくり、はっきりと話します。, 彼の目線で物語は進んでいくので聞き取りにくくはないと思いますが、とにかく南部訛りがキツイ!アメリカ南部や方言に興味のある方、留学予定のある方には良いかもしれません。, ただこの映画、英語はともかく、アメリカ史に沿って進んでいくので、アメリカという背景を知る上では興味深いです。, ちょっと、いや、かなり、ひねくれた構成になってはいるのですが・・・。それも含めてアメリカの闇を垣間見ることのできる映画です(笑)。, 日本でも同じだと思うのですが、一概に南部訛りと言っても地域や話し手の年齢によってだいぶ差があります。, その中でも共通しているのが、Southern Drawl(南部特有の引き伸ばし)。これが外国人にもいちばんわかりやすい南部訛りの特徴です。, 北部出身と南部出身の女性が色々な単語で比較しています。南部の英語はねっとり絡みつくイメージ、母音を引き伸ばす傾向にあるのがよくわかりますね!, フォレスト・ガンプは感動的大作として有名ですが、これはアメリカ国外ならではの評価なのでは?!と思ってしまうほどに違和感のある映画でした。, 物語はフォレスト本人が過去を回想する形で、バスを待つ人々に話しかけることで進行します。, フォレストは知的障害者で、いじめのターゲットに。そんな中彼を庇ってくれた女の子、ジェニーのことを、フォレストは一生をかけて愛し続けることになります。, 舞台は1950年代中盤~1960年代にかけてのアメリカ、アラバマ州。ベトナム戦争とヒッピーやロックンロール、ドラッグなどのカウンターカルチャーが描かれています。, 主人公は大統領であるJFK(ケネディ)、ジョンソン、ニクソン、それにジョンレノンなど時の人たちと会うことになりますが、この時代のアメリカで同じくらい有名で重要な存在であるはずのキング牧師が出てきません。, 当時アメリカ全土で大問題であった黒人差別への反対運動(公民権運動)は、まったく描かれていません。, でも公民権運動は、実はフォレストの出身地、アラバマであったモンゴメリー・バスボイコット事件から始まっているのです。, 更に主人公はベトナム戦争に行き、親友を亡くしますが、映画の中で敗戦のシーンはまったく描かれません。, 映画評論家の町山智浩氏曰く「1940年代の広島を舞台に時代をなぞっていく作品で、原爆も終戦も描かれないようなもの」なんですね。, アメリカ人にとっての苦い思い出、触れられたくない過去、最大のタブーであるのがベトナム戦争です。, 世界最強のはずだったアメリカが唯一敗戦で苦渋を味わったのがベトナム戦争。当時ソ連と冷戦状態にあったアメリカは、北ベトナムを支援していたソ連にこれ以上の力を持たせたくないがために南ベトナムを支援、北ベトナムを大空爆します。, ベトナム人だってそんな代理戦争に巻き込まれて黙っちゃいません。 ハリウッド映画は、アメリカのロサンゼルス郊外にあるハリウッドで制作された映画の総称となっており、世界的にも最も有名な映画総称にもなっています。アメリカにおいて、大手の映画製作会社がこのエリアにスタジオを構え、映画撮影してきた歴史からこのように呼ばれるようになりました。 時代設定は、92年のロドニー・キング事件が作中の会話で登場するので90年代半ばというところ。, 父親が黒人に殺されたことをきっかけに、過激な思想に走り、挙句黒人を殺害し刑務所行きの兄デレク。 こんばんは。喜多山です! 大統領選挙をリアルタイムでずっと追いかけていたんですが、やっぱり不正だのでトランプ大統領が訴訟を起こしましたね。 現段階では、証拠もないのでどうなるかってところで、長引きそうなのでリアルタイムで追うのを諦めました。。。 はい、というわけで 前回の総評に入りたいと思います! 前回の映画は『シカゴ7裁判』でした。 騒動の引き金として有名な『ロドニー・キング事件』の実際の映像が挿入されているなど、創作ながら史実としての当時の社会状況を掴むにはうってつけの映画でしょう。, 腐敗した警察組織やそれに納得いかない職員など、人間味がまざまざと出ており、実際にこんな人物がいたかどうかは別として、グイグイと惹き込まれる魅力があります。, 描かれる暴動の世紀末感はすざまじく、張り詰めた空気感が画面越しでもリアルに伝わってきますね。, 奴隷制がとうの昔に無くなっているものの、90年代の近代においても黒人差別が蔓延っていたことを知ると、いかにアメリカ社会は深い闇を抱えているか実感するところ。, 黒人差別を題材にした映画というのを抜きにしても、今年見た映画の中で一番心に残った名作と言っても過言ではありません。, 物語のあらすじは、簡単に言うと白人至上主義に身を染めている兄弟の物語。 !2018年ゴールデンウィークおすすめの関東エリアスポット, 【一瞬で涙】子供の習字『さしみ食わせろ』で一同爆笑wなぜそれを書いたのか?理由が涙を誘う・・・. 同氏の自伝を基に、先に紹介した『ドゥ・ザ・ライト・シング』の監督でもある『スパイク・リー』が映画化したもの。, なお原作の自伝はルーツの作者である『アレックス・ヘイリー』が共著しており、映画化にあたっても協力しました。, 三部構成に分けて、マルコムXの生涯を丁寧に描いた作品であり、悪童から目が覚め、多くの人々に影響を与えて来たことがよく分かります。, 純粋な物語としても非常に面白く、食い入るように見入ってしまいました。 アメリカ映画史上に名高い歴史的超大作。南北戦争を背景に描かれる一人の女の強烈な生き様が描かれる。アトランタ陥落シーンなどスペクタクル描写も圧巻。また南北戦争を南部の側からの視点で見ることができ、その「言い分」もうかがえる。 15歳でアメリカ南部へ留学。 戦争映画の名作ランキングにも頻繁にその名を知らしめている、歴史映画の傑作ですね! 第二次世界大戦中に起こってしまった悲惨な大事件 「ホロコースト」 をテーマに、ユダヤ人を救うために必死に行動を起こした男の物語となっています。 地方在住の人は高騰してるDVDを買う他ないですが、正直そこまでして見る作品では無いかなと(^^;), 1839年に実際に起きた、奴隷輸送船の乗っ取り事件と、それに関してアメリカで行われた一連の裁判を描いた作品。, ルーツやマンディンゴしかり、黒人奴隷に焦点を当てた映画は負の側面が強いものが多いですが、本作は尺度が異なり『自由を手にする様』を映し出すのが特徴です。, 『リンカーン』同様、巨匠スティーブン・スピルバーグが監督となっており、同氏が黒人奴隷問題に強い関心を抱いていたことが分かりますね。, アメリカ奴隷史の歴史上、最大規模の奴隷反乱を起こした人物として知られる、『ナット・ターナー』の伝記映画。, ナットの名前は知っていましたが、映画の存在は知らず、たまたまネットで見かけて視聴したら、予想通り面白い内容でしたね。, 伝記映画と言いつつも、1830年代のだいぶ古い出来事であり、獄中のナットをインタビューした白人が出版した本をベースにしてるため、創作が入っているのは致し方ないところ。, 他の黒人奴隷系統の映画では、「抑圧され、人として扱われない様」が重点的に描かれているものが多いため、反旗を翻す本作はどうしてもナットに肩入れして見入ってしまいます。, 名曲アメイジング・グレイスの誕生秘話というよりは、奴隷貿易廃止に尽力した、政治家ウィリアム・ウィルバーフォースを描いた伝記映画という言い方が適切。, 奴隷貿易というと言うとアメリカばかりが矢面に出てきますが、いわゆる三角貿易でヨーロッパのいくつかの国が積極的に関わっており、イギリスもそのうちの一つ。, アメリカよりも数十年早く奴隷制が廃止されたイギリスですが、政治家ウィルバーフォースと、奴隷貿易擁護の保守派との、政治的な意味での戦いが描かれます。, イギリスの視点からも奴隷制を認識することで、新たに得られる知見がありますので、ぜひ見ておきたい内容。, 奴隷解放の父と呼ばれる、第16代アメリカ合衆国大統領『エイブラハム・リンカーン』の最後の4か月を描いた伝記映画。, 奴隷を開放させる憲法修正案を通すためにつき動く様子と、様々な苦悩が色濃く描かれています。, 2012年に公開され、世界中で一躍評判の作品となりましたが、いかんせん予備知識が無いと疑問符だらけ。, 上記までで紹介してきた映画で黒人奴隷の歴史を掴むと共に、南北戦争が起きた経緯、アメリカの議会制度あたりを把握してると、すんなり映画が入ってくるでしょう。, 個人的には面白い作品でしたが、内容が難しすぎるという意味で、抑え気味の評価にしました。, 南北戦争中に、支配的で高圧的な南軍に対して、農民や脱走奴隷を率い戦ったことで知られる人物『ニュートン・ナイト』の伝記映画。, 南軍を敵にするという意味では、北軍と立場を一にするも、北軍から十分な支援は得られず、自給自足で戦い抜く様が描かれます。, 白人・黒人が一体となって、反旗を翻したこのような事例があったことは、映画で初めて知ったので非常に参考になるものでした。, 『金持ちのために庶民が戦争に駆り出される』という現実に憤り、強い信念を抱いていた人物であることがよく分かります。, ただ少し冗長に感じたところがあり、もう少しコンパクトに収まれば見やすい内容だったともうので、評価はやや抑え目。, 舞台は1930年代、人種差別が色濃く残るアメリカ南部で、白人女性への暴行容疑で逮捕された黒人の担当弁護士『アティカス』が主人公。, 成長した主人公の娘が回想するストーリー形式ということもあり、子供時代のノスタルジックな原体験と、問題に奮闘する父、という交錯する描写が印象的です。, ブルースなど黒人音楽に親しんでいると、黒人が不当に重い刑罰に科せられていたため、刑務所での録音などを聴く機会も多いですが、実際の不当な有様をより強く認識できる内容であり、物事の理解が深まるのは確かでしょう。, しかし同映画は単なる黒人差別を題材にした作品と形容はできず、リアリティに溢れる子供視点の世界観が強く感じられるのがなんと言っても秀逸。, 黒人差別への関心は抜きにしても、一生に一度は見ておきたい映画と断言しても過言では無く、ぜひ目を通して見て欲しい傑作ですね。, アフリカ系アメリカ人初のメジャーリーガーとなった『ジャッキー・ロビンソン』の伝記映画。, 先に紹介した『マンディンゴ』を見た後だと、彼の祖先がどのような扱いを受け脈々と血筋を残してきたか分かるはず。, メジャーに行った当時は1947年でしたが、まだ黒人差別が多く残っており、メジャーリーグも白人だけのもの。, 酷い差別を受けるものの、彼の必死にプレーする姿が、徐々にチームメイトや観客を変えて行く感動ヒストリー。, 20世紀初頭の黒人女性の現実を描いた同名小説を、スティーブン・スピルバーグが映画化したもの。, この作品は黒人系の映画では全く異なった尺度を持っていると感じ、その点に衝撃を受けました。, というのも、大半の映画が黒人の敵である白人という構図ですが、本作は黒人のDV夫と非人道的な父親という、黒人が黒人によって苦しめられている様相となっています。, 物語は創作なものの、黒人である原作者が実際に聞いた話を元にしてるそうなので、過酷な描写は珍しくない話だったのかもしれません。, 白人がほとんど関わって来ず、白人と黒人の関係性という史実を学ぶのには適していないため、他の映画を色々と見てから見るべき作品でしょう。, 同実験は、梅毒を治療しなかった場合に病状がどのように変化するか観察する、という非人道的な内容であり、かつ黒人男性のみを対象にしているというもの。, 映画の主人公は、同実験において最初から最後まで唯一スタッフとして参加した、女性黒人看護師「ユーニス・リバース」。, 映画内でも取り上げられているように、まさに黒人を対象にしているからこそ実施された実験であり、実験が始まった1930年代の黒人社会の現状がまだまだ酷かったのがよく分かりますね。, ちなみにプライムビデオではなぜか吹き替え版しかなく、雰囲気ぶち壊しの日本語で興ざめしながらなんとか見た次第。, 1960年代の公民権運動の代表的な人物の一人である『マルコムX』。 映画の歴史はテレビよりもずっと深いものだということをご存じでしょうか。 実はtvよりも映画の歴史は長く、家庭にテレビが普及するよりもだいぶ以前から、映画は存在し続けていました。 そのことを … © 2020 スズキサトシの音楽遊歩道 All rights reserved. 映画の都と言えばハリウッドですが、当初はまったく映画など作られてはいませんでした。当時のアメリカで映画が流行っていたのは、はるか東のニューヨークやシカゴだったのです。ニューヨークから正反対のハリウッドまで映画の都が移るまでに、様々な紆余曲折があったのは余り知られていません。今回はそんな映画史の一端を紹介してみたいと思います。 投稿日:2018年4月13日 更新日:2018年12月12日, 本日紹介するヒーローは自らの正義をブレることなく信じて日々研磨を行うまさにヒーローの中のヒーローな男です。, キャプテンアメリカは1941年、第二次大戦の兆しが高まっていた時代に生まれました。はっきりいってしまえば所詮はプロパガンダの一環としてアメリカ政府は戦地にいる兵士たちの戦意を高揚させるために多くの場合、コミックを使っていたとされています。, 血清を使って生み出された超人兵士キャプテンアメリカはその正義の盾を振るいナチスたちを打ち倒す前線の兵士たちにとっては理想といってもいい存在でした。その後、戦争はアメリカ側の大勝利に終わり、やがて今度の敵は国内の共産主義者にシフトしていきます。, しかし、時代とともに安易に共産主義者を悪とする風潮をよしとしないようになるとやがてこの設定はなかったことになります。そして時代は60年代になっていくとキャプテンアメリカは自らの政府を疑うキャラになっていきます。, そして、80年代になると彼のキャラクターは「アメリカ政府ではなくアメリカの理想に忠誠を重んじる高潔な男」としてキャラクターを変え現在に至ります。やがて、敵はナチスよりもアメリカ政府という話も増えていきます。, さらにはアメリカ政府が行った原爆投下に対しても実は懐疑的な見方をしていたり、太平洋戦線で戦っていた時に逆に日本軍兵士やナチスの軍人の中に紳士がいたり、連合国側に人でなしがいたりとも語る彼、彼はあくまで「自由と平等を重んじる」という理想のために戦っているだけなのです。, MCUの核の一つとなっていく「キャプテンアメリカ」シリーズの第一作になる本作。ナチスドイツの特殊部隊「ヒドラ」に立ち向かうその姿を描いています。, はっきりいえばその内容は愚直なまでにアメコミ映画の枠を越えられない作品でしたが、今考えればいい梅塩ではあるとはおもいます。, 本作の悪役であるレッドスカルを演じるのは「マトリックス」三部作でエージェント・スミスを演じたヒューゴ・ウィービング。, 目的は世界征服で、自らに忠誠を誓う部下を多く持つその姿はショッカー首領と似ているものがあるかもしれません。, 当初、クリス・エヴァンスがキャプテンアメリカを演じることに関して批判は多く、自分も「ファンタスティックフォー」での演技のイメージがあったためチャラすぎるかなと思いきや、序盤の青臭さからキャプテンアメリカとして生まれ変わったその姿のカッコよさまで巧みに演じていたことに驚きを覚えます。, 2014年に公開された第一作の続編になる本作、その内容は想像以上に現実世界をうつしえがいた生の映画でした。友人であり上官でもあるニック・フューリーが突然狙撃され、無実の罪でアメリカから追われる身となったキャプテンアメリカ。, 彼は協力者とともに真実を探っていくうちに敵はなんと彼を雇っていたシールドそのものだということを知ってしまいます。そして、かつて親友だった存在がサイボーグ戦士「ウィンターソルジャー」として彼の前に君臨してしまいます。, 敵はアメリカ政府の中にいるというオチですが、最近のロシア疑惑でわくアメリカ国内をみると全く絵空事ではありません。, そんな絶望的な状況でもめげず自分の正義を貫くキャプテンアメリカ。彼こそ真の愛国者といえるでしょう。, 2016年、ライバルのDCコミックによる「バットマンvsスーパーマン」を打ち破った本作。キャプテンアメリカシリーズの第三作になります。しかしその内容はほぼ実質的に「アベンジャーズ2」といってもいい内容。, 実はシビルウォーという原作コミックがあり、それが元ネタの一つなのでしょうが、ほぼ内容が違っていたので驚きました。確かに国連でヒーローの身分を特定して登録制にすると考えるアイアンマンとキャプテンアメリカの対立が軸にはありましたが、本筋はウィンターソルジャーをめぐっての是々非々だった本作。, 終盤でのキャプテンアメリカvsアイアンマンのシーンは本当に悲しく痛々しいのがみていて悲しかった本作。, 上で少し語った「バットマンvsスーパーマン」が説明不足だったのに対してこちらは説明が簡単でオーソドックスな悲劇にしていたのがやはり勝因だったようにみえます。, 4月27日に公開される「アベンジャーズ/インフィニティウォー」でMCUシリーズに一つの区切りがつけられるという話があります。, さらになんと噂では今までキャプテンアメリカを演じてきていたクリス・エヴァンスがついに俳優から引退してしまうという話まであるとされております。悲しいことと受けるファンはいるとは思いますが、自分は実はこれも宣伝の一つだと思っています。, というのも、キャプテンアメリカはその活動を引退していた時期があったり話の流れで死んでいたこともあったりするのも事実。そしてもちろんそのたびに蘇っているのもお約束。, これはあくまで推測ですが、実はもしかしたら映画のキャプテンアメリカも引退か死亡のネタが作られ、シリーズが最終段階に入ったときに蘇ってくるのではないかと思っております。, というのもあくまで希望的観測にすぎませんが、そういうネタがあってもいいとはおもっているし映画の広報はもっと自由であってもいいと思っています。何はともあれ、まだ引退するには早いのではないか引退するよりまずもっと考えてほしい。とひそかにおもってます。, -エンタメ, 映画 映画「フォレストガンプ ~一期一会~」から学ぶ南部訛りの英語と、描かれないアメ... アルク1000時間ヒアリングマラソン評価レビュー。口コミ/評判も。スピードラーニングとも比較しました, なぜトランプに投票が集まるのか?アメリカ大統領選挙2016特集。面白候補者まとめも。 | 英スタ! - 英語学習に役立つニュースサイト, 映画「大統領の執事の涙」レビューで振り返る、黒人差別とトランプ選挙。民主党と共和党の違いとは? | 英スタ! - 英語学習に役立つニュースサイト. 一方、同業他社のパラマウント映画社も1954年の『ホワイト・クリスマス』で実用化されたビスタビジョンで対向し、『泥棒成金』、『必死の逃亡者』、『十戒』などを製作した。, なお、1940年代後半から1950年代前半にかけて、冷戦開始に伴う赤狩りの影響で、チャールズ・チャップリンなど多くの「左翼的」、「容共的」とみなされた映画人がアメリカの映画産業を追われることとなった他、作品の内容にも大きな影響を与えた。また、アメリカ国内ではなく、ヨーロッパやアフリカで撮影する場合も多かった。『ローマの休日』、『アフリカの女王』、『パリの恋人』、『戦争と平和』、『フランケンシュタインの逆襲』、『ベン・ハー』などが代表的である。, スタジオ・システムが崩壊したものの、60年代の半ばまでは、娯楽大作の全盛期が続いた。代表的な物に『ティファニーで朝食を』、『メリー・ポピンズ』、『西部開拓史』、『ウエストサイド物語』、『サウンド・オブ・ミュージック』等がある。, しかし、60年代後半に入ると、娯楽大作は作られなくなり、1967年の『俺たちに明日はない』を発端として、アメリカでは「アメリカン・ニューシネマ」と呼ばれる反体制的な若者を描く作品群が1970年代半ばまでいくつか製作された。これは1960年代にアメリカで巻き起こった公民権運動やヒッピー、ベトナム戦争などの影響を受け、旧来のWASP的な価値観が崩壊してきたことに影響されたと考えられている。, 60年代ともなると、イギリスを中心にハリウッド資本、ヨーロッパ制作の所謂、合作映画が多くなってくる。『ロミオとジュリエット』、『アラビアのロレンス』、『博士の異常な愛情』、『パリは燃えているか』、『チキ・チキ・バン・バン』、『オリバー!』などがある。中でもユナイテッド・アーティスツが製作した『007 ドクター・ノオ』は、低予算ながらもヒット。現在に至るまで続編が製作され続けている。また、『続・夕陽のガンマン』や、『ウエスタン』、『夕陽のギャングたち』などのマカロニ・ウエスタンの作品もハリウッドと共同製作した作品が少なからず存在する。, また、公民権運動の広がりに合わせて、ようやくアフリカ系アメリカ人俳優が主役級の立場で正当な評価を受けるようになり、1963年にシドニー・ポワチエが社会派作品『野のユリ』でアカデミー主演男優賞を受賞し、1970年の『小さな巨人』と『ソルジャー・ブルー』によって西部劇の転換点を迎えることとなった。, この頃新たな収益源を模索したスタジオは、テレビシリーズの製作に活路を求めるようになり、『ペイトンプレイス物語』、『0011ナポレオン・ソロ』、『スパイ大作戦』、『ヒッチコック劇場』、『刑事コロンボ』等のテレビシリーズを成功させた。, 1970年代には再びアメリカ映画に大きな変化があった。スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、フランシス・フォード・コッポラらの登場である。彼らは映画学校で学び、1960年代にヨーロッパで生まれた技術を身につけた新しいタイプの監督だった。大きな興行成績を上げるうえに批評家たちからも高く支持された。なお、文芸派コメディが日本やヨーロッパで高い評価を得ているウディ・アレンが注目されたのも1970年代に入ってからである。, 1968年の『猿の惑星』と『2001年宇宙の旅』の二作品がヒットし、SF映画にも注目が集まり始め、1977年の『スター・ウォーズ』を皮切りに、『未知との遭遇』、『スーパーマン』、『エイリアン』などのヒット作が多く製作され、80年代に入ってからも、『ターミネーター』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』などが製作された。『007シリーズ』もそれに触発され、SF色を増した『007 ムーンレイカー』を製作した。, また、この頃より『ロッキー』等「アメリカン・ニューシネマ」に代ってサクセスストーリーを描く映画が増えた。, 又、『タワーリング・インフェルノ』、『ジョーズ』などの巨額を投じたパニック映画の製作も流行した年代である。, 1980年代に入り、アメリカや日本、西ドイツなどの先進国を中心に爆発的に普及したビデオというメディアは、スタジオにとって新たな収益源となり、ハリウッドのビジネスにも大きな影響を与えた。, また、この頃から90年代にかけてアクション映画は全盛期を迎え、シルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリスを始めとするいわゆるアクション俳優が台頭してくる。この頃の代表作に、『ランボー』、『コマンドー』、『ターミネーター』、『ダイ・ハード』などがある。, 1989年にソニーが『スパイダーマン』や『チャーリーズ・エンジェル』シリーズを持つコロンビア映画を、翌年にパナソニックが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズなどを持つユニバーサル・ピクチャーズを買収するなど、新たな収益源である映像ソフト(ビデオ)権利の入手を目的の1つにした日本企業による大手スタジオの買収が相次いだ。, コンピュータグラフィックス(CG)技術の発展により、従来の技術的・費用的限界からの解放が進んだ。また、社会派監督のスパイク・リーの出現や、クエンティン・タランティーノやポール・トーマス・アンダーソンのようなビデオ世代の映画監督が出現したことも特筆すべき事である。, 90年代の半ば辺りには、衰退の域に達していたスパイ映画が再び注目を集めるようになった。中でも『007 ゴールデンアイ』と『ミッション:インポッシブル』は世界各地でヒットし、スパイ映画の代名詞的な存在となった。, 更に90年代は、アジアから多くの俳優及び監督がハリウッドに進出した時期でもあった。ジャッキー・チェン、ジェット・リー、サモ・ハン・キンポー、アン・リー、ジョン・ウー等がいる。, コンピュータグラフィックス(CG)技術の更なる発展により『グリーン・デスティニー』、『ハリー・ポッターと賢者の石』、『007 カジノ・ロワイヤル』、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』、『PLANET OF THE APES/猿の惑星』、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』、『トランスフォーマー』など大作が幾つも作られた。, しかし、近年では出演者に対する出演料や製作費の高騰などコストの問題や、日本映画などの外国映画や過去のヒット作の続編・リメイク作品の増加などが顕著となっている。, また、デジタルメディアやインターネットの普及に伴い、中華人民共和国やタイ王国などの、著作権関連の法律の取り締まりが比較的緩い開発途上国における海賊版の横行という新たな問題にも直面している。, 2008年の『アイアンマン』及び『ダークナイト』の興行及び評価の成功により、アメリカンコミック原作の映画が多く制作されるようになり、マーベル・シネマティック・ユニバースの成功により、各社ユニバース化を計画していったが、成功するのが難しいのが現状である。, 著作権の保護期間は、他の国では公開後70年となる場合が多いが、米国の場合は少々複雑である。, 以下の場合に米国での著作権が消滅し、パブリックドメインとなる。ただし、著作権保護制度や保護期間は国ごとに異なり、米国外では依然として著作権を有する場合がある。米国ではパブリックドメインであるが、日本では著作権の保護があるとして訴えた著名な例として、「ローマの休日」が挙げられる(最終的に日本でもパブリックドメインであることが確認された。ローマの休日#著作権問題も参照)。, 1963年以前の作品は著作権標記が入っていても公開から28年以内にリニューを行わないと著作権が失効し、パブリックドメインとなる。リニューを行った場合は保護期間が公開後95年に延長される。リニューが行われた作品のパッケージの著作権標記は、例えば、以下の様になる。, 1963年以前の作品でパッケージの著作権標記にRenewの文字が見当たらないものはパブリックドメインの可能性が高い(但し、パッケージにRenewの標記があっても実際はリニューされずにパブリックドメインとなったものも多い)。, 会社によって姿勢に差があり、20世紀フォックス、ユニバーサル、コロンビア、等は、まめにリニューを行っているのに対し、ワーナー、パラマウント、MGM、ユナイテッド・アーティスツ、等はリニューを行わなかったためにパブリックドメインとなった作品が多い。, アメリカで作られる著名な映画の多くは西海岸や東海岸といった伝統的にリベラルかつ多民族が住む地域で作られることが多く、政治的にもリベラル気風が強い。第二次世界大戦以降はマッカーシズムによるハリウッド映画界の大規模な魔女狩りを経てもやや愛国的、ノスタルジックな映画が人気を博していたが公民権運動やベトナム戦争といったアメリカそのものに対する不信感が蔓延してからはアメリカ映画界のリベラル気風は強まっていった。一方で愛国的な映画も国内では受けが良いためコンスタントに製作し続けられており、アメリカ映画の多様性を保持しているのも現実である。, また、アメリカでは芸能人の社会的地位が高いこともあって、政治的見解を隠さずにチャリティーや支持政党を公表することでも有名で、大統領選挙などの節目には俳優たちがそれぞれ自分が支持する政党や候補を応援しに行くことはアメリカ社会において当然の光景となっている。, などアクション娯楽大作の雄や、熱心なキリスト教徒であることが多い。しかし、シュワルツェネッガーはリベラルの強いカリフォルニア州選出の知事を務めたこともあって同性婚や妊娠中絶、移民に寛容であり、イーストウッドもカリフォルニアのカーメル市市長を務めイラク戦争に公然と反対するなど政治的には共和党左派(ロックフェラー・リパブリカン)とリベラルなハリウッド映画界の影響が顕著に見られる。, 製作費や役者のギャラが高騰し、一時期のような超大作は作りづらくなっている。収益の見込めるスタッフによる大作、過去作の, Corbett and Courtney before the Kinetograph, “Jeffries-Johnson World's Championship Boxing Contest”, http://books.google.co.jp/books?id=deq3xI8OmCkC&pg=PA22, http://books.google.co.jp/books?id=9cc71Uekc_EC&pg=PA875, http://books.google.co.jp/books?id=fV83-1F8-bkC&pg=PA204, http://books.google.co.jp/books?id=Bpc1fk5T5dYC&pg=PA276, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=アメリカ合衆国の映画&oldid=79606490. アメリカ合衆国の映画とは、主にアメリカ合衆国の人々や映画会社によって製作された映画のこと。専らハリウッド映画という意味で使われる場合が多いが、正確にはアメリカ映画の中にはハリウッドの映画会社によるメジャーな映画以外にも自主映画などの小規模な会社が製作した映画も数多く存在する。アメリカ映画は年間製作本数の面でも1本の製作費の面でも世界で最も規模が大きい。また、国際性の豊かさも大きな特徴である。アメリカ映画に関わる映画メーカー、俳優はアメリカ国籍とは限らず、 … All rights reserved. This article is a sponsored article by ''. 現地のゲリラたちにとって戦場は自分達の庭であるジャングル。アメリカの予想を大きく上回った戦果を上げ、アメリカ国内でも反戦の声が大きくなったため米軍は撤退を余儀なくされました。, 一方ジェニーはストリップ・バーでボブ・ディランの反戦歌であるBlowing in the wind(風に吹かれて)を歌い、ヒッピーたちの反戦運動に加わり、カウンターカルチャーと称される「セックス・ドラッグ・ロックンロール」にはまっていきます。, 知的障害のために深く考えることもなく、ベトナム戦争で果敢に負傷者を救出し、勲章を受け、スポーツでも大活躍。死んだ親友との約束を守ってエビ漁を始めて大成功。大金持ちになるフォレスト。, 一方、実の父親から性的虐待を受けて育ち、裸で反戦歌をうたい、DV男に暴力をふるわれ、自殺を考えるほど追い詰められて最後にはエイズで亡くなるジェニー。, 平和を訴えながら恋人に暴力を振るうDV男に、中国っていいね~なんてアホなことを抜かすジョン・レノン。, ちょっとちょっと~、 インディアン戦争の映画‎ (32ページ) き. 以下、ざっくりとした私見のアメリカを中心とした映画のクロニクルです。長いです。ぶっちゃけ映画の歴史を知らなくても映画は楽しめます。ただ、歴史と照らし合わせると面白くない?? というオタクのうざいアレです。 1 映画のはじまり このカテゴリには下位カテゴリ 8 件が含まれており、そのうち以下の8 件を表示しています。 あ. Photo:ⓒ20th Century Studios/YouTube、ⓒLEE DANIELS ENTERTAINMENT / Album/Newscom、ゲッティイメージズ、ⓒMoviecollectionjp/YouTube、ⓒNetflix/YouTube, Black Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)が叫ばれる今、黒人差別やその歴史について知識を得たい。そんな思いを助けてくれる、映画やドラマを特集。(フロントロウ編集部), ジャスティン・ビーバーはなぜ「Black Lives Matter」を叫び続けるのか?本人がその理由を説明, 「俺じゃなければ誰がいる?」ジョン・ボン・ジョヴィ、自分は白人男性として特権を受けてきた筆頭と語る, Photo:ニュースコム、アフロ/スプラッシュ、©️©️WARNER BROS PICTURES / GORDON, MELINDA SUE. いわゆるアフリカ系アメリカ人という方たちの祖先は、アメリカ南部の労働力としてアフリカから連れ去られて来たという過去があります。, また当サイトは音楽のブログですが、「なぜ黒人差別の映画を紹介するの?」と思う人もいると思います。, しかし音楽の歴史とアメリカ黒人の歴史というは密接に結びついており、奴隷という終わりの見えない苦しみの中で産み出されたブルースという音楽が無ければ、現代音楽は無かったと言っても過言では無いのです。, そして、黒人差別・奴隷の歴史はタブーとされがちだからこそ、真実を伝えたいと思う熱い思いにより、このような題材の映画は数多く作られてきました。, 生々しい描写に見るに辛い映画も多くありますが、過去を正しく認識するために、ぜひ見るべき映画を紹介していきます。, なお、映画を作中の時代設定別に分類してますので、興味がある時代を選んで見ることもできますので、ぜひ参考にどうぞ。, 得てして黒人差別を描いた映画は衝撃的なものが多いですが、その中でも本作は群を抜いています。, アメリカ南部の大規模農場において、黒人奴隷がどのような扱いを受けていたかが鮮明に分かる内容。, 物語としても一級品で、愛と憎悪にまみれた人間模様が、通常の映画では避けがちな汚い部分を細かに描いていると思うところ。, ラスト30分くらいは瞬きする間も無く物語に惹き込まれ、俳優の高い演技も相まって緊迫感を自分事のように感じましたね。, 1841年にワシントンで誘拐され、奴隷として売られた自由黒人『ソロモン・ノーサップ』の自伝を元に作られた伝記映画。, 幸せな日々から一転地獄のような12年間を過ごす日々を描き、目を覆いたくなるようなシーンも山ほど。, 映画ではなくいわゆる海外ドラマですが、グイグイと惹き込まれる素晴らしい作品なので紹介。, 1977年制作と古いものの、アメリカで社会現象まで引き起こした人気ドラマで、今見ても全く色褪せません。, アフリカ系アメリカ人作家『アレックス・ヘイリー』の先祖の実話に、脚色を施した同名小説を映像化したもの。, 黒人差別を扱った映像作品はいくつかありますが、本作はドラマということもあり細かな描写が特徴で、黒人がどのように奴隷として扱われていたのかが体系的によく分かります。, 物語としてはめちゃくちゃ面白かったのですが、黒人差別を描いた映画というよりは、西部劇的なニュアンスの入った創作映画。, 上記までで紹介して来た、史実を忠実に描いてる映画を見た後だと、黒人であるジャンゴが白人を次々と撃つシーンは痛快そのもの。, しかし劇中歌でラップが入るのが超絶な違和感で、黒人映画だったらブルースだろうと強く思ったところ。, モンド映画(猟奇的ドキュメンタリー)というジャンルを確立したことで有名な、イタリアの鬼才『ヤコペッティ』による作品。, 100年前の奴隷制が行われている時代のアメリカにタイムスリップし、当時の人々を取材するというストーリーで、そこで描かれる様相や人物は、本や資料を元に忠実に描いてるとのこと。, ルーツやマンディンゴのように強いストーリー性が無いため、個人的にはやや単調に感じましたが・・・。, とはいえ、それらの作品では描かれなかった闇の部分を包み隠さず映像化しているとは感じるところではあり、アメリカ黒人の歴史をきちんと把握しておきたい場合は一見の価値はあるでしょう。, なお各種宅配レンタルサービスにも取り扱いが存在せず、唯一見れる方法が『TSUTAYA 渋谷店』でのレンタルでした。 歴史上の伝説的人物や偉人など、歴史に基づいて描かれたたおすすめの傑作映画をまとめました。中国史や日本史、古代ギリシャ・ローマ、イギリス史などの選りすぐりです。過去の人々が何を考えどう行動したのかなど世界の歴史について知るきっかけとしてピッタリな映画たちです。これらの名作を観てあなたもワクワクドキドキしましょう! 対をなすふたつを観てやっと、この時代の背景やフォレスト・ガンプに隠された闇を理解できるはずです。 アメリカ人にとっての苦い思い出、触れられたくない過去、最大のタブーであるのがベトナム戦争です。 禁酒法時代を舞台とした映画作品‎ (25ページ) け. 映画の舞台となった土地のことを知って、より映画を楽しみたい、という「映画を楽しむための地理」アメリカ編の3回目はアメリカ南部です。 南北戦争や奴隷制度の歴史を持つこの土地を舞台にした映画をご紹介します。 CTRL + SPACE for auto-complete. アメリカ映画、という歴史を理解する上では欠かせない作品でしょうから、映画史に興味があれば見てみましょう。 おすすめの視聴方法. 2020年に入り、すでに何人もの黒人が白人警官によって殺されている。黒人の命にも価値があると叫ぶBlack Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)ムーブメントが大規模に広がるアメリカでは、白人が黒人を奴隷とみなしていた歴史的過去があり、21世紀となった2020年現在でもいまだに深刻な黒人差別が存在している。, 長い歴史と因縁を持つ黒人差別について知識を深めたい。そう思う時に見るべき映画やドラマ厳選9作品をご紹介。, 主人公の高校生スターは、低所得者層の黒人が多く暮らす地域ガーデン・ハイツに住む黒人の少女。しかし、高校は、白人が大多数を占める私立校へ通っている。ある日ホームパーティーに参加したスターは、友人のカリルに家へ送ってもらうことに。しかしその帰路2人は警察に止められ、白人警官はカリルを射殺する。目の前で事件を見ていたスターは、カリルに非がなかったことを知っているけれど、メディアはカリルを悪者扱いし、スターは高校でも、白人たちの黒人差別をまざまざと感じることになる。事件をすべて見ていたスターは、行動を起こす決意を固める…。, 現代にもまだ“黒人奴隷制度”が残っているとし、法や政治、メディアや偏見など、様々な視点から、アメリカにおける構造的な黒人差別の原因を明らかにするドキュメンタリー映画。, 本作は非常に多くの映画賞でノミネート・受賞しており、アメリカの大物司会者オプラ・ウィンフリーや、人権派として知られるコメディアンのダックス・シェパード、俳優のケリー・ワシントンやアイス-Tなど、数多くの著名人が見ることを薦めている。Black Lives Matterムーブメントを受けて、現在Netflixが公式YouTubeアカウントで本作を無料公開しており、日本語字幕を表示することも可能。, 1989年にアメリカのニューヨークで実際に起こったセントラル・パークにおけるジョガー性的暴行事件を基にしたNetflixのリミテッドシリーズ。全4話。, 1989年4月、アメリカのニューヨークにあるセントラル・パークで、女性の強姦事件が起こる。ケヴィン・リチャードソン、アントロン・マックレイ、ユセフ・サラーム、コーリー・ワイズ、そしてレイモンド・サンタナ達5人の少年は、その日にセントラル・パークにいたという理由だけで、警察に逮捕される。彼らはここから、10年以上の長きにわって闘い続けることになる…。, ホラー映画にも黒人差別を学べる作品が。ジョーダン・ピール監督の『ゲット・アウト』は、黒人と白人の間に存在する差別が、カタチを変えて根深く存在することを克明に描いたとして評価が高い。ピール監督の『アス』もまた、黒人差別を含むアメリカの闇を表現していると評価されている。見終わったあとに、様々な考察を読むのもオススメ。, 黒人のクリスは、白人の恋人ローズの実家を訪れる。当初は白人の家族に会うことに不安を抱いていたクリスだけれど、一家の雰囲気は朗らか。近隣に住む人々も優しくて良い人ばかりだった。しかしそのうちに、クリスは違和感を抱いていく。この家族は、何かが変だ…。, 黒人女性は、黒人差別だけでなく女性差別といった差別も受けており、その生活環境が危惧されている。またアメリカでの黒人差別には、警察の暴力性だけでなく、貧困や教育格差などといった様々な問題があり、本作はその構造的問題に迫る。, 16歳のプレシャスは、実父と義父によってレイプされ、2度妊娠している。母親からは虐待を受けており、その悲惨な環境から逃げ出すために教師や友達、ソーシャルワーカーの助けを借り、最悪の状況から抜け出そうとするが…。, 公民権運動の活動家で黒人作家のジェイムズ・ボールドウィンの未完の原稿を基にしたドキュメンタリー映画。1950年代から60年代にかけて黒人コミュニティを率いたマルコム・X、キング牧師、メドガー・エバースへの回想を通しながら、アメリカの黒人差別の歴史を振り返り、それに対するボールドウィン氏の考察を描く。, ジェイムズ・ボールドウィンの小説が原作の、『ビール・ストリートの恋人たち』も評価が高い。, 今から70年前の1950年代から60年代にかけて、複数の黒人リーダーたちがそのコミュニティのために立ち上がり、黒人の人権のために闘った。公民権運動として歴史の一部となっているこの運動を率いたリーダーのうちのひとりが、マルコム・X。, 彼と、友人で黒人作家のアレックス・ヘイリーが共著した『マルコムX自伝』を基に、黒人映画監督として黒人差別と闘ってきた先駆け的存在のスパイク・リー監督が、マルコム・Xの人生を映像化した。, 公民権運動を率いたもう1人のリーダーといえば、かの有名なキング牧師ことマーティン・ルーサー・キング氏。1965年にキング牧師の呼びかけで集まった黒人コミュニティの人々が、黒人の有権者登録の妨害に抗議。平和的デモ行進を行なおうとしたが、警察が武力的制圧を実行。のちに「血の日曜日」と呼ばれることとなったこの出来事は、社会が動くきっかけとなる…。, 2009年1月1日に発生した、オスカー・グラント射殺事件を基にした映画。この事件は、アメリカ初となる黒人の大統領、バラク・オバマ大統領が誕生する20日前に発生。さらにこの事件が起こったのは、保守的ではなくリベラルな地域だったことから、アメリカが抱える黒人差別の根深さをまざまざと見せつけることとなった。, オスカー・グラントは、まだ若い22歳の青年。12月31日の大晦日が誕生日である母を祝い、家族と少しケンカをしながらも笑いあい、幼い娘と遊び、友人との時間を楽しむ。そんな平凡で幸せな毎日は、22年で突然終わらせられることとなった…。, 【関連記事】フロントロウのBlack Lives Matter特集Black Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)の意味って?なぜ警官は逮捕されない?Black Lives Matter運動にお金を出さずに/お金を出して寄付する方法【日本語解説】, 本サイトに掲載されているコンテンツ(記事・画像)の著作権は「株式会社オウトグラフ・プロダクション」に帰属します。他サイトや他媒体(テレビ、ラジオ、キュレーションサイト、バイラルメディア、まとめサイト、ニュースサイト、アプリ、ブログ、雑誌、フリーペーパーなど)へ、弊社著作権コンテンツ(記事・画像)を無断で引用・転載することは禁止です。無断掲載にあたっては掲載費用をお支払いいただくことに同意されたものとします。ご了承ください。. © 2017- Write CSS OR LESS and hit save. そして兄を崇拝する弟・ダニーといった構図ですが、3年後に刑務所から出て来た兄は別人のように穏かになっていたというもの。, 兄が変わった理由、そもそも何故に極端な思想に走るに至ったかなどが紐解かれて行く上で、色々と感ずるものがあるはず。, 『怒り・憎悪・憎しみ』に動かされる人間の姿が克明に描き出され、『怒りは何も生まない』というのが映画の根源的な主張と感じますね。, 世界最大級の映画データベースでトップ250にランクインしてるほどであり、誰しも認める名作と言えますので、ぜひ一生に一度は見て欲しい作品です。, タイトル通り法廷もので、娘に暴行を加えた白人を殺害した、黒人男性の裁判の行方を描いています。, 内容は完全なる創作ですけども、実話であってもおかしくないようなリアリティがありますね。, とくにラストは映画史に残る屈指の名シーンと言っても過言ではなく、作者が真に訴えたいことが詰まっていると感じました。, 『アラバマ物語』も黒人絡みの法廷ものですが、映画全体としてはまた違った尺度が味わえると思うところ。, 海外ドラマ『24』ファンの方にとっては、ジャック・バウワーとしてお馴染み『キーファー・サザーランド』が出てくるのもポイント。, 『孤独』をテーマにした、白人男性と黒人女性のラブストーリーといったところですが、黒人差別が題材というよりは、ヒューマンドラマ的な側面が強いです。, いささか強引なストーリー展開に疑問符が浮かぶことはありつつも、全体としては綺麗にまとまっている創作映画。, 時代的には近代ですが、今もなお、あからさまな黒人差別が漂う空気感は強く感じますし、奴隷制時代からの白人意識を強く持っている人が、今もなお多くいること現状を、映画を見て容易に想像できます。, 評価が二分されている映画ですが、見るか悩むよりも、とりあえず実際に自分で見て考えた方がよいでしょう。, 完全なる創作なので、歴史史実を学びたい際には見る必要は無いですが、黒人差別を取り入れたホラーで楽しませる映画、という意味では一級品の面白さであると言えます。, 黒人青年が、白人の彼女の実家に行くというストーリーで、さながら名作『招かれざる客』のような展開ですが、想像の斜め上を行く出来事が待っているというもの。, あまり書くとネタバレになってしまいかねない映画なので、とにかく見てもらいたい作品。, ちなみに本国の映画レビューでも抜群に評価が高く、その面白さの程度が分かっていただけるはず。, なお、典型的な白人家庭を理解していた方が、物語の空気感をさらに掴めるので、『マンディンゴ』『ルーツ』などの奴隷制全盛時代の作品を先に目に通しておくのがオススメ。, 30本以上黒人差別系の映画を見た後だったので、もはや最初の時点でオチが見えるほどでしたが、それを抜きにすれば純粋に良質な映画と言えるでしょう。, 実際に起きた黒人青年が白人警官に射殺された事件を映像化したもので、「リアルな生活」を重点に置いてたのが、非常に魅入らされました。, 批評家の評価も高いですし、もちろん最後までじっくり見ましたが、個人的にはやはりスパイク・リー作品といったところには及ばないかなと。, とはいえ物語が現代なので、そうした意味でまだまだこの時世に及んでも、永遠と差別思想は残ってることを如実に訴えてくる内容でしょう。, つらつらと作品を紹介してきました。 正義というものが様々な形がある今現在の世の中、真正面から正義を訴えることにどれだけ勇気があるのか?それに自信が持てるのか?, 終盤でのキャプテンアメリカvsアイアンマンのシーンは本当に悲しく痛々しいのがみていて悲しかった本作, 【納得】ミスタードーナツ販売の『ピカチュウドーナツ』があまりに崩壊し過ぎて販売停止へ!!!, 【辻希美】『めっちゃ大きなズワイ?蟹が届いたょーっ。やば〜い!!やば〜い!!』とブログ更新➝炎上www, インドア派でも行きたくなる! 映画ではなくいわゆる海外ドラマですが、グイグイと惹き込まれる素晴らしい作品なので紹介。 1977年制作と古いものの、アメリカで社会現象まで引き起こした人気ドラマで、今見ても全く色褪せません。 アフリカ系アメリカ人作家『アレックス・ヘイリー』の先祖の実話に、脚色を施した同名小説を映 … 2019/04/11 2019/06/20 映画の舞台となった土地のことを知って、より映画を楽しみたい、という「映画を楽しむための地理」アメリカ編の3回目はアメリカ南部です。 南北戦争や奴隷制度の歴史を持つこの土地を舞台にした映画をご紹介します。 2020/04/01, 以前から黒人音楽の発展と密接に関係している、黒人差別を題材にした映画を色々と見ていました。, そしで最近気づいたのが、結局はアメリカの歴史全体が音楽に強い影響を及ぼしていること。, 例えばボブディランや、彼が影響を受けたウディガスリーなどの歌は、政治的抗議を含んだ歌であるプロテストソングとしてよく言われます。, 1960年代前半の公民権運動や、ベトナム戦争介入などそういった時代背景があり、国民各々が抱えていた不満があったからこそ、より広く歌が受け入れられていきました。, 別のジャンルであっても、その時歌われている歌詞の内容や、「その曲がなぜヒットしたか」といった部分を考えるには、多かれ少なかれ時代性を考慮して考えなければ、その本質は見えないはず。, そういった意味では、アメリカ経済に影響を及ぼす世界規模の出来事ですら、間接的には音楽に影響を与えている部分もあると考えることができますが、そこまで行くと中々キリがない話になってくるところなので、他国については割愛。, ということで、この記事ではロックンロールを生んだ国、アメリカの歴史を学べる映画を色々と紹介していきたいと思います。, 音楽のサイトなので、切り口が音楽になってますが、純粋に歴史を学びたい人や映画好きな人も楽しめるはずですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。, 初代FBI長官にして、就任から死去まで実に8代の大統領に仕えた人物である『ジョン・エドガー・フーバー』の伝記映画。, 今や世界中の誰しもが知る巨大組織を育て、科学的な捜査方法の導入など偉大な功績が多いものの、権力乱用で賛否の分かれる人物であります。, 様々な人物のスキャンダルを徹底的に集め、時の大統領ですら、フーバーの報復を恐れて手が出せなかったというほど。, 逆に自分の情報は全く残さないという徹底的なやり方でしたが、彼が同性愛者であったという噂が後を絶ちませんでした。, 作中では同性愛の様や、いわゆるマザコンぶりが描かれており、推測の域をすぎないでしょうけども、優秀な仕事の影に隠れていた私生活も映し出されます。, 物語の題材や俳優の演技は文句無しに良いものの、映画の構成が散漫で、分かりにくい作りでしたので評価は抑え気味。, とはいえ、フーバーという人物を知るにはうってつけの映画ですので、興味があるならば見ておくべきと言えるでしょう。, アメリカの歴史上、最大のミステリーと言っても過言では無い、『ジョン・F・ケネディ暗殺事件』。, あまりに不可解な点や矛盾点の多い事件に疑問を持ち、大統領暗殺をめぐる唯一の訴訟、通称『クレイ・ショー裁判』を起こした地方検事、『ジム・ギャリソン』を主人公とした、伝記的映画です。, 実に3時間という超大作の内容ですが、謎にぐいぐいと惹き込まれ、時間を忘れて没頭させられる内容。, アメリカを理解する上では欠かせない事件であることは間違い無いので、目を通しておくと間違いありません。, アメリカ国防機関「NSA」の盗聴監視システムを暴露し、世界中を騒がせた「エドワード・スノーデン」の半生と暴露までを描いた作品。, 「正義」とは何か?「正しさ」とは何か?を改めて考えさせられる内容であり、物事の見方は人によって簡単に変わってくると思ったところ。, あまりに近代の内容なので、音楽の歴史とはほぼ関係無いですが、前半で紹介してきた映画で見てきたように、自由の象徴であったアメリカが、一大監視社会になっている現状に、先人たちの精神性が希薄になっているのを感じずにはいられません。, 人類で初めて月に降り立った人物として著名な、宇宙飛行士『ニール・アームストロング』を主人公とした伝記映画。, 宇宙開発の歴史と言えば、アメリカとソ連が双璧を成す国であり、アメリカの歴史においても、とりわけ重要な事柄のひとつ。, あくまで物語の主軸はニールに置かれ、彼の人間性を掘り下げた深い内容となっています。, アポロに関連する事象は、とりわけ栄光の面が表に出て、偉大なる功績ばかり取り上げられがちですが、その裏で多大なる犠牲があったことも痛感させてくれますね。, 「セッション」「ララランド」で有名なライアン・チャゼル監督が手掛けただけあり、視点が一味二味も違います。, 革新的な撮影技法・過去と現在の交錯などの新たな手法により、後の映画に多大な影響を及ぼし、アメリカ映画の金字塔と言われる作品。, しかし現代的な映画に慣れた人には、面白みを感じることができない人も多く、僕自身も飽きながらもなんとか最後まで見た次第。, いわゆる映画通の人は別にして、一般的な映画に慣れている人にはおすすめしにくいのは間違いありません。, 内容としては、実在のアメリカの新聞王である、『ウィリアム・ランドルフ・ハースト』の半生を描いたもの。, アメリカ映画、という歴史を理解する上では欠かせない作品でしょうから、映画史に興味があれば見てみましょう。, 生徒は全てオーディションで選ばれた素人であり、セリフも台本があるわけではなく、撮影現場で即興的に作られていることから、異様にリアルな高校生活を映し出しています。, 流石HBOと言わんばかりのハイクオリティな映像も魅力的であり、人物ごとに交錯する画面の作りには圧巻。, 様々な要因から銃規制が進まないアメリカの銃社会の闇を的確に捉えており、アメリカで幾度となく起こっている銃乱射事件の一端を理解したい人はぜひ見ておきたい作品。, 「イエス・キリストが処刑されるまでの12時間を描く」という、なんだか恐ろしいテーマの作品。, キリスト教が圧倒的多数派を占めるアメリカかつ、音楽的な観点からも、西洋音楽の発展においてキリスト教は切っても切り離せないものな為、知見を深めたくて手に取ったところ。, 僕は「ゲーム・オブ・スローンズ 」などで耐性が付いてたので、そこまでの衝撃は受けませんでしたね。, とくに特定の宗教を信ずる身では無いものの、「圧倒的にリアルな受難」を見せつけられると、改めて「人間」について色々と考えさせられるものが。, キリスト教を知らずとも、映画を見れば何となくでも理解は深まるので、見ておいて損は無いでしょう。, 題材として伝記モノや、世相を切り取ったものが多く、国柄を知るために大いに役立つ作品ばかりですよ。, アメリカの戦争と一口に言っても、所謂内戦の部類に入るようなモノから、世界大戦まで様々。, 奴隷制時代、南北戦争など、大きな時代別に分かれてますので、気になる時代を参考にしてみてください。, 題材が題材なだけあって、壮大な物語と派手なアクションが魅力であり、古い映画が中心ですが夢中になって見れるものばかり。, 西部劇でもインディアンが登場しますが、一方的な敵として登場するだけなので、物語の主軸にインディアンが置かれている映画を紹介。, 現状のトピックとしては黒人差別系がやたらとボリューミーになっているので、他の側面についても知見を深めていきたいなと。, 一般的にはビートルズやローリング・ストーンズの出身であることから、イギリスが音楽の一大産地として捉えられますが、全ての根源はアメリカから生まれています。, ブルースを産み出し、ロックンロールに発展させるといった、歴史的な事象はまさにアメリカあってこそであり、アメリカの歴史を学ぶことは音楽の歴史を学ぶこととほぼ同義になると言っても過言ではないでしょう。, 学生でも社会人でも、歴史は音楽に繋がってくると認識すると、さらに興味をもって学べることは間違いありませんので、ぜひ楽しく映画を見てもらえると嬉しいですね。, VOD(ビデオ・オン・デ・マンド)で映画を見ると、DVDレンタルよりも圧倒的に安上がりでオススメですよ。, ソロミュージシャンとして『スズキサトシ』名義で活動中。音楽を愛しており、映画・文学も含めたカルチャー全般が好き。「読んだ人が音楽を楽しみ、豊かな生活を送れるコンテンツ」をテーマにブログを運営しています。詳しいプロフィールは公式HPへ。. Copyright© ホビカン | 絶対に気になる情報をお伝えするメディアサイト , 2020 All Rights Reserved. ヒーローとはなんでしょうか?正義というものが様々な形がある今現在の世の中、真正面から正義を訴えることにどれだけ勇気があるのか?それに自信が持てるのか?本日紹介するヒーローは自らの正義をブレることなく信じて日々研磨を行うまさにヒーローの中のヒーローな男です。 それぞれどっちで見れるかは、作品ごとの「おすすめの視聴方法」を参考にどうぞ。, VOD(ビデオ・オン・デ・マンド)で映画を見ると、DVDレンタルよりも圧倒的に安上がりでオススメですよ。, ソロミュージシャンとして『スズキサトシ』名義で活動中。音楽を愛しており、映画・文学も含めたカルチャー全般が好き。「読んだ人が音楽を楽しみ、豊かな生活を送れるコンテンツ」をテーマにブログを運営しています。詳しいプロフィールは公式HPへ。. なんかこれって、壮大なリベラル批判と女性差別なんじゃないの~・・・? アメリカ同時多発テロ事件を題材とした映画作品‎ (25ページ) い. とにかく人間としてのマルコムに惹かれますし、間違いなくオススメできる名作ですよ。, 1965年にアラバマ州セルマで実際に起こった『血の日曜日事件』を題材にした内容であり、公民権を求める人たちの苦悩・戦いをリアルに描いています。, 非暴力の『キング牧師』、力で対抗する『マルコムX』と、公民権運動を語る上でよく対比されるのがこの2人であり、最低限の歴史をさらっておいた方が、より映画を深く理解できるのは間違いありません。, 映画『マルコムX』と併せて見ると、双方がどのように公民権運動に貢献したかよく分かるはず。, 奴隷解放から100年経った時点でも、非人道的な扱いを黒人が受けていたことをさらに強く認識し、改めて凝り固まった考えは人を簡単に狂気に陥れると感じたところ。, 小説家であり、公民権運動活動家としても知られた『ジェイムズ・ボールドウィン』の未完成原稿などを元に、アメリカの人種差別の歴史・彼の米国史への考察を描いたドキュメンタリー大作。, ボールドウィンの友人であった3人の公民権運動家、「マルコムX・キング牧師・メドガーエヴァース」の人生が回想して紹介されます。, それと共に、時折現代の映像や写真を交え、黒人差別が今もなお根強く残っている現状が訴えかけられるのです。, なお上記で紹介した3人や、黒人奴隷の歴史など、全て知ってる体で話が進んで行くので、事前知識が無いとちょっと理解が追い付かないと感じたところ。, 映画としては勿論素晴らしいのですが、予備知識が無いと分かりにくいという意味で、★5にはしませんでした。, 本記事で紹介している映画を色々と見てからの方が、より一層理解できるのは間違いありません。, 1964年に実際に起きた、公民権運動活動家3人が殺害された事件をモデルに描いた、ノンフィクション映画。, タイトル通り舞台はミシシッピで、事件の捜査に来たFBIが、KKK(白人至上主義団体)と対立しながらも、事件の解決を図っていく様が描かれます。, 一部史実とは違う部分もありますが、基本的には当時の空気感がリアルに伝わってくる内容。, 1865年、すなわち約100年前に奴隷制廃止により認められた「法の下の平等」が、機能してないも同然の程遠い状況であったことがよく分かります。, 奴隷の息子であった主人公が、紆余曲折を経て大統領の執事という職に就き、見て来た光景を描いた伝記映画。, オバマ大統領が黒人初の大統領ということは、誰しも知っていることですが、それがいかに歴史的な転換点なのかが、よく分かるはず。, 公民権運動が分かりやすく描かれているのもあり、アメリカの歴史についても理解が深まります。, ベストセラー小説を映画化したもので、内容は一応創作ですが、原作者が実際にミシシッピ出身であるため、自身の体験がリアルに盛り込まれているのは明白です。, メイドの職を得なければ、生きて行くことができなかった黒人女性たちの現実がリアルに映し出されていると感じるところであり、他の映画には無い、一般社会目線が勉強になります。, ヒューマンドラマ要素も強く、黒人差別に関心が無くとも楽しめる映画だとは思うところ。, しかし奴隷制時代および公民権運動についての知識があったほうが、どのような時代の流れを経て映画の現状に至ってるか、深く理解できるはず。, 公民権運動最中の1967年に公開され、人種問題に真正面から切り込んだ上に、ハリウッド映画史上初の黒人男性と白人女性のキスシーンを描いた、アカデミー賞受賞作。, 白人の娘が結婚相手として連れて来たのは黒人青年だったというのが簡単なあらすじで、双方の家族の葛藤を描くというもの。, これだけ聞くと単なる家族ドラマのように思うかも知れませんが、本記事で紹介している他の映画などを見て黒人差別への知識がある程度あれば、この結婚がいかに議論を巻き起こすものか容易に想像できるはず。, 逆に言えばある程度知識があった上で見た方が、より意味を理解して見れるのは間違いありません。, そして本作の凄い点が、二時間近い上映時間であるのに、作中は一日の出来事であるということ。, にもかかわらず冗長とは微塵も感じず、どんどんと惹き込まれていく面白さがあるのが、いかに素晴らしいストーリーかよく分かるでしょう。, 創作物語ですが、当時の社会問題を的確に反映した良作ですので、必ず見ておきたいところ。, 人種差別が激しいミシシッピ州で殺人事件が発生し、偶然捜査に参加する敏腕黒人刑事と周囲の軋轢を描いています。, 公民権運動の最中に制作されたということもあり、当時の緊迫感を如実に現わす内容になっていると言えるでしょう。, アカデミー賞受賞作、アメリカ国立フィルム登録簿登記作と、名実ともに後世に語り継がれる作品。, 公民権運動の最中、工業都市デトロイトで実際に起きた暴動と、暴動中の衝撃的な事件として知られる『アルジェ・モーテル事件』を題材にした映画。, できる限りドラマ性を排除し、史実に沿った細かい演出がされており、とくに後半40分は息を飲むように画面に釘付けになるのは間違いありません。, モータウンのお膝元が舞台ということもあり、ソウルグループ『ザ・ドラマティックス』も物語に関わって来ることから、音楽の知識があればなおさら深い理解ができますね。, 奴隷制隆盛時代の南部白人のような人間が、この時代にもまだまだ当たり前のようにいたことを強く認識させられます。, 話の胆は、長男は完全な黒人であるものの、弟と妹は白人の血が強く見た目は完全に白人という複雑な様相であること。, なんと台本無しの映画であり、黒人差別という題材を抜きにし、ジャズ映画として映画通には高名な作品だそうです。, とはいえ、僕のような一般映画視聴者にとっては、物語の起伏も無い上に分かりにくい内容だったので、よほどの映画通や映画製作に携わる人でないと楽しめないと感じました。, ただ、見た目がほぼ白人という黒人が主人公というのは珍しい作品であり、過去の黒人奴隷の歴史を知っていれば、ほぼ白人同然の黒人も時代が経つにつれて増えるのは当然であり、新たな軋轢を産む要因にもなるのだなと学べました。, 公民権法を成立させたことで知られる、第36代アメリカ大統領『リンドン・ジョンソン』の就任から再選までを描いた一作。, 先の『グローリー』では、どちらかというと公民権法に消極的に描かれてましたが、史実としては積極的に推し進める姿勢である同作が正しいです。, 話の主軸はジョンソンであるものの、公民権運動に関わる人物や出来事が多数登場するため、黒人運動の歴史を学ぶ上でも非常に的を得ているところ。, 近年、世界的人気を誇る海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で知られるHBO作品であるため、圧倒的にクオリティの高い構成・映像に一気に見終えてしまいました。, 事前知識として他の公民権運動関連映画や、こちらの記事で紹介している『J・エドガー』を見てからの方が細部にまで理解が及ぶと感じますね。, 異人種間結婚を禁じる法律を無効にした裁判として有名な「ラヴィング対ヴァージニア州裁判」の当事者である、ラヴィング夫妻を描いた伝記映画。, 異人種婚が違法であったヴァージニア州で、逮捕されたラヴィング夫妻の苦難の道が描かれており、人種差別に苦しめられながらも、互いの愛で支えあう姿に涙を誘われます。, 黒人と白人の結婚というと、『招かれざる客』『ゲット・アウト』とも通じる部分がありますが、本作は事実であるというところに大きな相違があります。, 同判決の後も、アラバマ州では2000年まで州憲法に反異人種間混交が残っていたほどで、南北戦争から100年以上経てど、いかにアメリカは北部と南部で異国のような状態であるか考えさせられます。, 主人公の女性がある日車で犬を轢いてしまい、助けたその犬は、黒人を攻撃するように調教された攻撃犬だった、という恐ろしい物語。, 奴隷制全盛時代を舞台にした映画を見ると必ずと言っていいほど出てくるのが、逃亡した奴隷を追う犬という構図。, このように昔からいわゆる奴隷狩りに犬が使われてきた歴史があり、実在するかは定かではありませんが、現代において白人至上主義者が調教して産み出した犬がテーマなわけです。, 「黒人だけを襲う犬=ホワイト・ドッグ」という名称で呼ばれており、暗にkkkなどの白人至上主義的な考えを映し出そうとしているのにも着目したいところ。, ホラー映画まではいかないものの、恐ろしい犬が主軸にあるスリリングな展開に、食い入るように見入ってしまいました。, アメリカ・ブルックリンを舞台に、黒人のありのままの日常を描きながら、現代の人種差別問題に警鐘を鳴らした屈指の名作。, 平凡な日々が、とある事件を発端に人種間の暴動に発展するまでをリアルに描いています。, 映画が公開された3年後に人種問題による暴動が現実となることから、いかに監督が社会の空気を捉えていたのかが分かりますね。, 先まで紹介してきたものは時代設定が古いものが多く、本作は珍しく近代が舞台ですが、それでもなお黒人差別が蔓延っていることに、なんとも言えない悲しさを感じますね。, セリフに『クンタ・キンテ』が登場したり、主人公が42番の野球ユニフォームを着てるなど、先に紹介した映画を見ておくと、いかに細かいところまで凝っている映画かよく分かりますよ。, 1992年に実際に起きた事件『ロス騒動』をモチーフにした作品。

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