第98回全国高校サッカー選手権大会の決勝が行われ静岡学園が前回優勝校の青森山田高校に3対2で逆転勝ちし24年ぶり2回目の優勝しました。, では試合の詳細と、優勝後にZIPに出演しましたのでそのことについて見ていきたいと思います。, 試合はまず、青森山田が前半11分にフリーキックを頭で合わせた藤原優大選手のゴールで先制します。, その後さらに、キャプテンでJ1の浦和レッズへの加入が決まっている武田英寿選手が、相手ゴールキーパーの反則を受けてペナルティーキックを獲得。, 一方、静岡学園は、前半終了間際のアディッショナルタイム中にフリーキックのこぼれ球を中谷颯辰選手が右足で合わせて1点を返します。, 後半16分にもゴール前でパスを受けたフォワードの加納大選手が、相手のスキを突くかのような振り向きざまのシュートを決めて同点に追いつきました。, そして、終了間際に中谷選手がフリーキックを頭で合わせて、この日2点目のゴールを決めて勝ち越しました。, 決勝で2得点をあげる活躍をみせた静岡学園の中谷颯辰選手は「ディフェンスとして0対2となって引け目を感じていたので、前半終了間際の場面で1点を返せることができてよかったです。, 「形としては私が得点しましたが、チーム全体のゴールなのでみんなに感謝したいです」と検挙に話していました。, 前回王者で対戦相手の青森山田もそうですが、どこからでも誰でも点が取れるという実力ぶりには指導力と選手自身の頑張りとが重なって初めてできることで、本当に素晴らしいことだと思います。, グランドでは堂々と戦っていますが彼らもまだ高校生。この出演では若者の初々しさがとっても伝わってきます。, 試合中はポーカーフェイスな表情で一心不乱に試合に臨まれている選手が殆どですが、このZIPに出ている時は終始笑顔で「かわいい高校生だ」と思わせんばかりの表情をたくさん見せてくれました。, 14番小山選手がリフティングを披露したりラタダダンスを踊ったりと普段なかなか見ることのできないシーンが連続します。, 静岡学園高校サッカー部は文武両道で2選手が選手権前に部活を休止し勉強に取り組んだというエピソードまで監督さんが紹介してくれています。, J1鹿島アントラーズに内定している松村選手もOBのキングカズが応援に駆けつけてきてくれたことを感謝し優勝することができたと話しています。, 静岡サッカーに新たな歴史を刻んだことは言うまでもないようですが、きてほしい時にきてくれた静岡学園高校サッカー部の勢いに今後も目が離せません。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, 気になるニュースの裏側をご紹介したり、日々の素朴な疑問を解決したい。 そんな気持ちで、わかりやすく、丁寧に、簡潔に、情報をお届けしていきたいと思っています。, まとめ【【動画必見】静岡学園高校サッカー部優勝!ZIPに出演、無邪気な素顔を披露!】. 「コントロール・オリエンタード」を身につけるトレーニング【グローバル・メソッドの指導実践④】, 昌平高校を全国レベルに引き上げた藤島崇之監督が行う技術と思考力ある選手育成の裏にある「組織」の存在, 日本一に相応しい言動や振る舞いができ、社会に貢献できる人間を育てる! 昌平・藤島崇之監督, 【ランキング】2020年1~7月でもっとも読まれた「テクニック」がテーマの記事TOP3, 「サッカー以外からの学びが大事」三浦知良らを育てた静学・井田勝通総監督が語る、指導者として成長するためすべきこと, 保護者のキャラも見られている! 川崎フロンターレのスカウト担当が語る「いい選手」の保護者の特徴, ボールホルダーの選択肢を狭めるプレスのかけ方/ジュニア年代から理解しておきたい守備の基本トレーニング, パフォーマンスを上げる時に気を付けたい「悪い癖をつけるトレーニング」になっていませんか?, Jクラブのスカウトが見るポイントは? 川崎フロンターレのアカデミースカウトが語る選手評価ポイント, 股関節の可動域はドリブラーの生命線!興國高校・内野智章監督も絶賛のストレッチ法とは?, 中村憲剛選手もサカイクキャンプの考え方に共感! 一流選手に必要な「考える力」を育む一歩, サッカーがうまくなる一番の方法が、技術指導ではなく人間性を磨くことだと教えてくれる記事7選, お子様の疲れが気になるなら!10歳~15歳のジュニアアスポーツ専用サプリ「キレキレ」, サッカーで頭を切り替えるのに必要なスキルとは。選手権優勝の静岡学園に学ぶ、必要な情報を選び取る力. キーワード:切替え大学受験情報取捨選択文武両道東大課題改善静学静学スタイル静岡学園頭を整理する高校サッカー選手権, 令和最初の全国高校サッカー選手権で優勝を果たした静岡学園高校。前半は劣勢だった静岡学園のプレーが後半にガラッと変わり、「静学スタイル」を出して勝利を手にすることができたのは、「選手たちに整理する力があった」ことだと前編でお伝えしました。, 後編では、以前の静学との違いや、監督・コーチたちが普段からどのようにアプローチしているのかをお送ります。, <<前編:サッカーで頭を切り替えるのに必要なスキルとは。選手権優勝の静岡学園に学ぶ、必要な情報を選び取る力, 第98回高校サッカー選手権を単独制覇した静岡学園が、高度な自己判断力と課題解決力を持った集団だったことは、前編で説明しました。, 井田勝通前監督(現総合監督)が指揮していた頃から自由な発想力を大事にしていた静学のファンは全国にも多かったのですが、そこまで規律や自立心のある集団というイメージはありませんでした。川口監督就任後に入学者の学力レベルが上がり、自覚を持った選手が増えたからこそ、それだけのチームができたのでしょう。, 「僕らが高校生だった90年代は『サッカーだけをやっていればいい』という考え方で、朝練を5時半からやっていたこともあって授業中は寝ていたり、教科書を忘れたりするような状況でした(苦笑)。学校の教員ではなくプロコーチという立場の井田さんは『自由にやれ』とつねに言ってくれて、僕らもそれが一番だと思っていましたけど、やっぱり今、振り返ってみるともっと勉強しておけばよかったという後悔があります。, そんな苦い経験があるから、僕が監督になってからは『サッカーも勉強も今、やるしかないぞ』と口を酸っぱくして言うようになりました。僕が初めて3年間通して指導したのが2011年春に卒業した大島僚太(川崎フロンターレ)の学年だったんですが、キャプテンの金大貴(キン・テギ)という選手は人間的に自立していて、勉強もサッカーも一生懸命で、卒業後は京都産業大学に進んだんです。彼の姿を間近で見て『ピッチ内外で高い意識を持っているな』と感心したし、そうあるべきだと痛感しました。学校側も文武両道を推し進めていったので、そういう選手が着実に増えていきましたね」, その後、部員数が急激に増え、生徒の質も変化する中、川口監督は「自由にやる」という静学らしさを大事にしながら、5~10年後先を考えてビジョンを持たせるように仕向けていきました。先々の目標が明確になれば、今やるべきことがハッキリしてくる。そういったアプローチの効果もあって、選手個々の目的意識はより高くなっていったのです。, 「260人もの部員がいて、練習も16時半~18時半と18時半~21時頃までの2部制ですから、それなりの覚悟がなければサッカーと勉強とやり抜くことはできません。今は多くの選手が越境入学ですから、私生活の面でも自己管理をしなければいけない。その全てに対して全力で手を抜かずに取り組むことで『やるべきことを整理する力』がついてきていると感じます。近年はそういう選手がすごく多い。そこは目を見張るものがあります」, 象徴的な存在を挙げるとすれば、選手権決勝で後半から出場して流れを変えた草柳佑介選手でしょう。入学時からトップクラスの成績だった彼に、「3年間一番を取り続けて、文武両道を貫け」と川口監督はハッパをかけたそうです。それに呼応するかのように、彼は空き時間があると熱心に勉強に励んでいたのだと教えてくれました。, 3年時の野洲遠征では、翌日に試合を控えた深夜、ロビーで勉強している姿を見かけて「明日試合だからもう寝た方がいいよ」と川口監督が声をかけると、本人は「大丈夫です」と毅然と答えました。そして実際の試合でも好パフォーマンスを見せたといいます。, 「草柳を筆頭に、選手権優勝チームの選手はみんな賢く、意思が強かったですね。『260人も部員がいる静学で競争に勝ってレギュラーをつかみ、選手権で活躍するんだ』という強い覚悟を持ってウチに来てますから簡単にはめげないんです。, もちろんサッカーに関しても貪欲だった。谷田のグランドがフルコート1面と小コート1面しかないので自主練も思うようにできないんですけど、練習の邪魔にならないようにピッチの外側でボールコントロールの練習をしたりする選手は少なくなかった。『場所がないからこそ、工夫してうまくなるんだ』という情熱が感じられました。そのあたりの意識は、部員数が少なくて十分に自主練のできる環境にあった僕らの時代より明らかに上だと感じます。彼らの頑張りには頭が下がる思いですね」, このように日々の生活の中から自己管理力や自主性を磨き、「今、何をすべきか」を瞬時に判断できる習慣を身に着けてきたから、彼らは選手権という大舞台でも動じることなく戦えました。決勝の青森山田戦は大会に入って初めてビハインドを背負いましたが、困難に直面した時こそ問題解決力が遺憾なく発揮されました。やはり日常の積み重ねが何よりも大事なのでしょう。, 「選手権を通して大きく伸びた浅倉廉が『失点した後、前半で追いついたときにたぶんイケると思いました』と語っていたのを見て、本当に頼もしいなと感じました。彼らが『失敗してもいいから自分たちのサッカーを出そう』と割り切ったのも大きかった。もともと学園は『チャレンジしないでのミスはダメだけど、チャレンジして失敗するのは問題ない』という考え方でやらせていますから開き直ってプレーすることの重要性も思い出したのかもしれません。, やはりユース年代はミスを恐れず積極的にぶつかっていく姿勢が何よりも大切です。挫折もあるかもしれませんが、前へ前へと突き進むことで未来が開けてくる。そういうチャレンジは必ず人間力の向上につながると僕は考えます。今後も学園はそういう方針で指導していきますし、いつかはUEFAチャンピオンズリーグの大舞台に立つ選手を出すことを目標に頑張っていきます」, こう語気を強める川口監督にとって、選手権優勝はあくまで通過点だといいます。より高度な自立心や問題解決力を持った選手を育て上げていくつもりです。すでに静学は100人近いプロサッカー選手を輩出していますが、その勢いを加速させるだけでなく、大学を経て社会人として成功を収める人材も数多く出てくれば理想的。, 川口修(かわぐち・おさむ)1973年6月生まれ、沼津市出身。92年春に静岡学園を卒業後、プロを目指しレブラジルに渡る。95年4月から藤枝明誠高校でコーチになり、96年12月に母校・静学のコーチに。2009年から監督となり、2020年正月の第98回高校選手権で全国制覇。, 静岡学園のドリブル&リフティングトレーニングを収録!>>DVD「SHIZUGAKUサッカースタイル」. 136 ... 第1試合静岡高校20-1桐蔭学園高校 第2試合静岡高校7-12桐蔭学園高校 . キーワード:切替え 大学受験 情報取捨選択 文武両道 東大 課題改善 静学 静学スタイル 静岡学園 頭を整理する 高校サッカー選手権 Tweet 令和最初の全国高校サッカー選手権で優勝を果たした静岡学園高校。 令和最初の全国高校サッカー選手権で優勝を果たした静岡学園高校。前半は劣勢だった静岡学園のプレーが後半にガラッと変わり、「静学スタイル」を出して勝利を手にすることができたのは、「選手たちに整理する力があった」ことだと前編でお伝えしました。 「コントロール・オリエンタード」を身につけるトレーニング【グローバル・メソッドの指導実践④】, 昌平高校を全国レベルに引き上げた藤島崇之監督が行う技術と思考力ある選手育成の裏にある「組織」の存在, 日本一に相応しい言動や振る舞いができ、社会に貢献できる人間を育てる! 昌平・藤島崇之監督, 【ランキング】2020年1~7月でもっとも読まれた「テクニック」がテーマの記事TOP3, 「サッカー以外からの学びが大事」三浦知良らを育てた静学・井田勝通総監督が語る、指導者として成長するためすべきこと, 保護者のキャラも見られている! 川崎フロンターレのスカウト担当が語る「いい選手」の保護者の特徴, ボールホルダーの選択肢を狭めるプレスのかけ方/ジュニア年代から理解しておきたい守備の基本トレーニング, パフォーマンスを上げる時に気を付けたい「悪い癖をつけるトレーニング」になっていませんか?, Jクラブのスカウトが見るポイントは? 川崎フロンターレのアカデミースカウトが語る選手評価ポイント, 股関節の可動域はドリブラーの生命線!興國高校・内野智章監督も絶賛のストレッチ法とは?, 中村憲剛選手もサカイクキャンプの考え方に共感! 一流選手に必要な「考える力」を育む一歩, サッカーがうまくなる一番の方法が、技術指導ではなく人間性を磨くことだと教えてくれる記事7選, お子様の疲れが気になるなら!10歳~15歳のジュニアアスポーツ専用サプリ「キレキレ」, 高校サッカー日本一の静学・川口修監督に聞く、劣勢を跳ね返すのに必要な「頭を整理する力」を身につける指導. 静岡学園高校サッカー部は文武両道で2選手が選手権前に部活を休止し勉強に取り組んだというエピソードまで監督さんが紹介してくれています。 静岡学園高校サッカー部の まとめページ も作りました。 copyright(c) 2010-2020 E-3 Inc. all rights reserved. copyright(c) 2010-2020 E-3 Inc. all rights reserved. 【秀才】学業優秀な選手3【文武両道】 ... 名門・静岡学園サッカー部から現役東大合格者 . キーワード:切替え大学受験情報取捨選択文武両道東大課題改善静学静学スタイル静岡学園頭を整理する高校サッカー選手権, 令和最初の全国高校サッカー選手権で優勝を果たした静岡学園高校。足元の技術やドリブルなどの個人技で観客を魅了するスタイルのチームでしたが、連覇をかけた青森山田高校に先制点を許しながらも逆転劇は印象的でした。, 試合をご覧になった方はご存知かと思いますが、前半は劣勢だった静岡学園のプレーが後半にガラッと変わり、チームが勢いにのって逆転勝利につながったのです。, 劣勢を跳ね返すことができた理由の一つが、試合後の川口修監督のインタビューで語られた「選手たちに整理する力があった」こと。サッカーでも勉強でも役に立つ「整理する力」とはどんなスキルで、静岡学園ではどう身につけさせているのか、川口修監督にお話を伺いました。, 1月13日に行われた第98回高校サッカー選手権大会決勝で、2019年高円宮杯プレミアリーグ王者・青森山田に前半から2点のリードを許しながら、3点を奪って逆転勝利し、初の単独優勝を飾った静岡学園。彼らのアグレッシブな戦いぶりは多くの高校サッカーファンを大いに勇気づけました。, 劣勢で折り返したハーフタイム。指揮を執る川口修監督は「ブレるな」と語気を強めたといいます。, 「青森山田はフィジカル的に強く、強固な守備をベースにセットプレーやロングスローで点を取ってくるチームです。彼らに勝ちたいと思うなら徹底的に相手を分析して、ストロングポイントを消すのが早い。しかし学園は勝利よりも個人の力を伸ばすことに主眼を置いていますから『1対1で負けるな』『個々の力を押し出せ』というベースをあえて曲げずに戦いました。, 自由度の高いサッカーをするのは選手たちにとっては難しいものです。あの大舞台ですからなおさらでしょう。でも僕らは高い目標を持ち、時間をかけてコツコツと技術と戦術眼を磨いてきた。そういう自信があったから、最後の最後で勝ち切れた。選手権決勝は『静学スタイル』を貫いた1つの成果ですし、埼玉スタジアムに集まった人々や全国のファンが喜んでくれたのも、その姿を目の当たりにしたからだと思います」, 川口監督が井田勝通前監督(限総合監督)の下でプレーしていた頃から、静学の哲学は変わっていません。96年末に藤枝明誠から母校に戻ってコーチになり、2009年に監督に昇格してからも「自分で考えて行動する力」をつけさせようと意識的にアプローチしてきたといいます。, 「『選手に教えすぎてはいけない』というのは、井田さんが指導現場に立っていた頃から言い続けていたこと。戦術を1~10まで事細かに教えなくてもサッカーができるようになると僕は考えています。実際、選手権で優勝したチームもこの1年間は課題の改善というのを重要テーマに掲げ、つねに取り組んできました。試合後は必ずミーティングを行って、何が問題だったのか、どうしてうまくいかなかったかをフィードバックし、それを選手たちに考えてもらうように仕向けたんです。, それを踏まえて、彼らは選手同士のミーティングもよくやっていましたね。今回のチームはインテリジェンスとアンテナの感度が高く、それぞれ意見を言い合える自主性とコミュニケーション力があった。僕たち指導者が何か言わなくても、『自分たちで変えていこう』と決断してチーム全体に発信することもできましたね。, 課題改善のサイクルを通じて、状況に応じた良いプレー、良くないプレーの判断基準を身につけることが頭の中を整理することにつながります。監督やコーチの指示も、何でもかんでも鵜呑みにせず、ピッチ内の状況を考え、その時の状況に合わせて取捨選択できるのもスキルの一つで、このスキルは年々高まっていると感じます。, 実際今回のチームでも、青森山田戦の時も僕が『ブレるな』と言った後、キャプテンの阿部健人が中心となって『前半は自分たちのサッカーができてない。ここからは普通にやろう』と声を掛け合っていました。その姿を見て大丈夫だと感じました。自立心の高い選手たちに恵まれて本当に感謝しています」と川口監督はしみじみと語っていました。, 課題の改善に関しては、試合やビッグトーナメントの時だけに行っていたわけではありません。日々の練習の時から地道に取り組んでいたのです。思ったようなパフォーマンスが出せなかったり、技術・戦術面で足りない部分があったり、メンタル的な問題を抱えている選手がいたら、川口監督や齊藤興龍コーチはその選手を呼んで意思疎通を図ることを忘れませんでした。, 「気になる選手がいれば練習前後に声をかけて『何か不安なことがあるのか』と聞いたり、『もっとこうした方がいいんじゃないか』とアドバイスするようなことは日常的にやっていました。練習の中で意識させるのが選手を伸ばす一番のポイント。指導者に言われたことを理解し、自分なりに努力して課題を克服し、ピッチ上で表現できる選手が最終的に選手権でメンバー入りし、大舞台で活躍するんです。, そうやって目覚ましい成長を遂げる選手は『アドリブ力』も高まりますね。サッカーは止める蹴るの基本が最も重要ですけど、余裕が出てきたらもう一段階レベルの高いプレーをやっていい。それこそが個性だと僕は思います。思考力のベースがあって初めてアドリブができるようになる。そこまで行けば、静学の育成としては一応の成功かなと感じます」, そんな川口監督が口癖のように言っているのは「武器を大きくしろ」ということ。静学は技術・戦術・フィジカル・メンタルが全て平均点の選手を育てるチームではないという強い自負があるからなのです。, 「選手の特徴は千差万別。いろんな選手がいていいんです。例えば、今年川崎フロンターレに入った東京五輪代表候補の旗手怜央なんかは1対1とスピードには絶対的な自信を持っていました。本人は順天堂大学に進んでから『守備のプレスのかけ方が分からない』と苦労したようですが、そういうことは自分で考えて判断していけばいい。それによってプレーの幅と思考力が伸びていく。高校年代は個人のベースとなる技術とストロングポイントをしっかりと身に着けていくことが大事、それが伸び続ける力の原動力になる。それを身に着けさせるのが静学のモットーなんです」, 川口監督が強調する哲学に魅了され、入学希望者は年々増加しています。2020年春にはサッカー部員が280人体制になる見通し。その大所帯で個の力を磨くことは難しいですが、それにあえて取り組んでいくことで、彼らはさらなる高みを目指すつもりなのです。, 川口修(かわぐち・おさむ)1973年6月生まれ、沼津市出身。92年春に静岡学園を卒業後、プロを目指しレブラジルに渡る。95年4月から藤枝明誠高校でコーチになり、96年12月に母校・静学のコーチに。2009年から監督となり、2020年正月の第98回高校選手権で全国制覇。, 静岡学園のドリブル&リフティングトレーニングを収録!>>DVD「SHIZUGAKUサッカースタイル」.

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