円形校舎についてのパブリックコメントのお願いです。
平成26年5月の補正予算で解体費が計上された旧明倫小学校円形校舎。
付帯決議で中心市街地活性化基本計画の中でその活用法を吟味するため、
予算の執行を凍結しています。
中心市街地活性化基本計画のパブリックコメントがはじまったのですが、
明倫まちづくり合同会社から提出された
円形校舎の事業計画が盛り込まれませんでした。
倉吉市のウェブページ(中心市街地活性化基本計画策定のパブリックコメント)
http://www.city.kurayoshi.lg.jp/…/…/kikaku/sogoseisaku/14/6/
平成27年2月25日に、
市議会議長、市長に対し、
明倫地区の10自治公民館長らが事業計画の広報をおねがいしたのですが、
このままではそのチャンスがないまま解体の予算が執行されるかもしれません。
そこで皆さんにお願いです。
住所・氏名・電話番号を明記し、
郵送、電子メール又はファックスにて、
円形校舎について意見を寄せていただけないでしょうか?
ファクシミリ 0858-22-8144
電子メール kikaku@city.kurayoshi.lg.jp
平成27年3月13日(金)消印有効ですので、
よろしくお願いします。
それにしても、
内容を読み込むのは本当に骨が折れます。
ですから、
中心市街地活性化基本計画や、
明倫まちづくり合同会社の案にこだわらず、
「円形校舎のイルミネーションを復活してほしい」
「円形校舎の中に入ってみたい」
「帰省のとき、バスの車窓から円形校舎をみると帰ったなと思います」
など、円形校舎について日頃感じていることを、
ドンドン寄せればよいと思います。
参考までに、
以下、明倫まちづくり合同会社から情報提供いただいた、
旧明倫小学校円形校舎の活用案です。
ここから
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奇跡の三重層
トリプルミュージアム
円形劇場くらよし
【目的】
旧明倫小学校円形校舎を、ポップカルチャー企業3社による造形文化の「聖地」として、国内外の観光客を呼び込める魅力的なミュージアムにする。世界に向 けての発信拠点であると同時に、子供たちに造形の楽しさを知ってもらえる施設として開放し、3社の協力の下、次世代造形作家を育成する場ともする。また、 限定品や企画商品などを積極的に開発し、既存製品も含めたアンテナショップとして販売ブースを充実させる。
【背景】
クールジャパンの中核を担うポップカルチャー。中でもフィギュア造形は、コアなファンから子供まで、幅広い層に支持されている。
そんな中、2014年にグッドスマイルカンパニー(以下GSC)が倉吉市に進出、すでに米子市にシアターを持つガイナックスと並び、県内に2つのポップ カルチャー企業が存在することになった。ここに、両社とゆかりの深い業界屈指の老舗、海洋堂が加わることで、全国的にも例のない3社合同のミュージアム建 設が可能となった。これは、まんが王国とっとりを推進する鳥取県とも歩調を合わせることのできる事業である。
「ねんどろいど」等の美少女フィギュアのGSC、「エヴァンゲリオン」で知られるアニメ映像、ゲームソフトのガイナックス、ガレージキットや食玩など世 界屈指の造形家集団の海洋堂。それぞれファン層も、得意分野も、社風も違うが、1か所にまとまって展示することで、コアなファンや若者だけでなく、幅広い 層に自社をアピールできるメリットを共有できる。また、時間的な制約がかかる外国人に対しても、多様なスタイルの造形を見てもらえるため、世界的な注目を 集めることが期待できる。
旧明倫小学校円形校舎は、現存する円形校舎としては最も古い。その歴史的な価値もさることながら、円形のフォルムがポップカルチャーの「聖地」にふさわ しく、外壁、手すり、屋上など外面は、各企業の独自性を発揮したアイキャッチに利用できる。また、内部はらせん階段を中心に、各展示室の入口が接近して配 置されるため、来場者は短い動線で見て回ることができる。展示側としても、入口からの遠近による有利不利がほとんどない。
【展開】
明倫地区に集客力のある施設ができることで、成徳地区の赤瓦と合わせて、旧市街地を巡る回遊性が大幅にアップする。これにより、倉吉淀屋、遙かな町への 舞台となった満正寺、河原町の地蔵から水源地までの玉川沿い歩道など、明倫の地域資産が生かされることになる。レトロな街並みとポップカルチャーの拠点と いうミスマッチが面白い効果を呼ぶことだろう。
【内容】
- 円形校舎は、各階に同サイズの部屋が5つある。1階を事務所、ショップ、世界発信中央指令室など。2階をGSCミュージアム+α、3階をガイナックスミュージアム、海洋堂ミュージアム+α、ペントハウスと屋上を企画展、イベントに使用する。
- フィギュア造形等に特化したスクールの開催。講師は3社にかかわる一流デザイナーとし、合宿形式で、造形作家を目指す学生、社会人を対象に有料で行う。期間中は周辺のゲストハウス等に宿泊する。
- 3社がそれぞれ特別展を企画し、期間中、ここでしか手に入らない限定グッズなどを販売する。また、3社がコラボレーションし、企画、デザインなどで、新たな協力体制がとれる可能性を探る。
- 給食室(軽食のとれるカフェ)、工作室(粘土やブロックなど)、図書室(関連漫画など)等、旧小学校を意識した部屋を設け、家族で何回でも来たくなるような施設にする。
【観光側面】
円形校舎を核とした展開。
GSC、海洋堂、ガイナックス3社共同のフィギュアミュージアム
- 1階部分は無料とすることも検討する。
- ネーミングのおもしろさ。「フィギュア」より「造形」で。
- 「学校」の要素を入れる(職員室、給食室、工作室、文化祭など)。
- 屋上、ペントハウスの活用
- 外壁面のデコレーション
倉吉らしさの演出
- 「遥かな町へ」。古い町並みを再現したジオラマ。
- ドールハウス。昭和な風景。
- レンタルショーケース(60cm×60cm×60cm
- 私有のフィギュア、プラモを入れて見せる、売る。
- プロのモデラー、著名人の作品を飾る。
[宿題]
- 他の類似施設との比較検討
- 赤瓦ほか近郊施設からの回遊
- イベント、限定商品などでの集客
- 観光協会、商工会議所などのPR効果
- 日本一古い円形校舎のよみがえった姿
- 円形劇場から周辺への回遊。
【経済側面】
グッズ販売
- 地域限定、期間限定商品の開発
- 3社コラボ商品の開発
- ここしかない、今しかない、これしかない
- 年配者から子、孫へのお土産(倉吉に行くならアレ買ってきて)
- ガチャポンマシーン数十台を並べる。
関連商品の開発
- スイーツ
- タオル、手ぬぐい
[宿題]
版権確認、未承認商品の排除
- クオリティの確保
【教育側面】
幼児~小学生
- 「かたちづくり」に親しむワークショップ
- 粘土やブロックなどを自由に使えるスペース。
- 黒板を活用した落書きコーナー(床にも黒板)
芸術系学部生
- プロの造形師との出会い、タッグ
- 二次元と三次元の双方向の刺激
造形師養成講座
- 造形師を目指す人材の養成
- プロの講師を招いての合宿形式講座
- アニメにとどまらない造形
【地元側面】
交流人口の増加
- にぎやかさの創出
- 地元住民のおもてなし
- AIRアーティストとのコラボレーション
- 空き家を活用しての造形関連のショールーム的展開
定住人口の増加
- 雇用者の確保
- アーティストの定住
点と点と点
- 円形劇場~赤瓦~パークスクエアの回遊性
- それぞれの持つ特性を連動させる
- 滞在時間の延長
- 途中にある施設、見どころを生かす
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ここまで