プロデューサーのメッセージ

 
 倉吉の皆様、お久しぶりです!
 2013年明倫AIRでお世話になりました、バーレスク・パフォーマーのチェリータイフーンです。
 昨年のAIR以来、私はすっかり明倫地区の魅力にハマってしまい、第二の故郷のように感じています。
 今年度、プロデューサー、そしてパフォーマーという形で再び皆様と一緒にアートを作り上げて行けることが、本当に嬉しく、感謝感激です。
 AIRは、町と人とアーティストの化学変化で作り上げて行くものだと思います。
 その意味では、今年は8月のリサーチから新たな化学変化が起き、何かが始まるのかな…と思うのですが、4月に明倫地区に伺った時着想し、「今年はこんなことがやりたいな」と思っている事が2つあります。
1)より深く地区とコラボする
 昨年の「御伽草子」公演では、地域伝承を教えて頂き、歴史的遺産の中で踊らせて頂く体験をしました。
 今年も明倫地区の皆さんとともに新たな舞踊作品を作り上げ、共に歴史と文化に想いを馳せるためのコラボレーションができれば幸いです。
2)新しい人の流れを作る
 私が感じた倉吉の魅力を、鳥取県外の人、更に言えば日本国外の人にも知って欲しい…今回の滞在期間中、県外、海外のアーティストを明倫地区に数日間招き、ミニ・コラボをすることで新たな人とアートの流れを作る「Air in AIR」という短期滞在型プロジェクトを考えています。
 旧仲倉医院またはMGハウスを拠点に、ささやかで、それでいてダイナミックなふれあいを作り出せたら、と思っています。
 定点観測型の舞踊公演(昨年と同じロケーション)と、流動型のAir in AIR。
 点と線が、人と人が交差する面白さを、アーティストとして、プロデューサーとして創って行けたらと思います。
 どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
チェリータイフーン